狂ったおにぎり

ままならねぇ毎日

妊娠中の出来事④〜グミの怪物〜

 

ワクチン接種をしたあとあたりから、妙に食べたいものが限定されるようになりました。

 

f:id:oktr_nks:20220912222730j:image

 

 

とにかく硬いグミを欲してました。

グミ…グミ…硬いグミ…硬ければ硬いほどイイ…グミ…グミミ…とグミの怪物になってました。

カンデミーナ、シゲキックス、忍者グミ、男梅グミ…

どれも硬さが足りなかったり、小さすぎて食べ応えがなかったり、味が好みじゃなかったり、逆に美味しすぎてあっという間に食べちゃったり(男梅グミはそれ)

グミソムリエになれるんじゃないかってくらい色々と試しまくって結局1番よく食べたのはタフグミでした。

f:id:oktr_nks:20220912154316j:image

f:id:oktr_nks:20220912210832j:image

一時期、ツイートでもあるようにタフグミでは満足できなくてグミ難民となり、危うくタイヤに手を出すところでしたが、結局タフグミに戻ってきました。

硬さだけを求めて「ザ ハード」というグミ界最強といわれる(のか?)グミを買ってみたりしましたが、私の舌にはあまり合わず…

ちなみに味が美味しすぎて何がいけないのかというと、あっという間に無くなっちゃって1日保たないのが問題でした。

何袋も食べるとお金もかかるし、なんか体に悪そうだし、なるべく一日一袋くらいで満足したかったのです。

いや、一日一袋もわりと異常か…

しかしこの頃は一袋いっちゃってました。

悪阻の症状でいうと、食べ悪阻だったんかな〜と思います。「なんか気持ち悪い」をグミで落ち着けてました。故にグミの怪物となり、毎日グミを貪っていました。

 

とにかく吐きはしないが、ずっとモヤモヤモヤモヤ気持ち悪くて不快でした。

ぼんやり気持ち悪いが、はっきり気持ち悪いになっていました。

もっと悪阻が重い人はもっともっと大変だと思うんですが、軽いであろう私でさえ毎日ず〜っと具合悪いのはきつかったです。

 

そんな私がはじめて吐いたのはグリーンカレーを食べた日。

カレーはグリーンでもイエローでも大好物なのに、この日のカレーの香りはそれはもう最悪でした。ほんとに。体調が普通の日なら絶対においしそ〜ってなるはずなんですけど、匂いがもうダメでした。

それでも「カレーが嫌なわけないだろ」っていう謎の自信で一口食べたんですが、やっぱり気持ち悪くて吐いちゃいました。

 

その時に思いました。

「コレって…つわりってやつか…?」

 

遅い。

グミの時には気付かなかった。

 

その後もしばらく、カレー屋さんなどから漂う香りでも吐き気がするようになりました。

カレーにこだわるタイプのお店が特にダメで、一回めちゃくちゃお洒落なカレーを出すタイプのカフェの前で、最悪ですけど吐きそうになりました。最悪でごめんなさい。

恐らくスパイスの香りがダメだったんだと思います。

 

最近の話ですが、久しぶりにグリーンカレーの香りを嗅いで「おいしそう」と思えたのが嬉しかったです。大好きなカレーよ、ただいま…。

 

 

 

つづく