妊娠中の出来事16〜妊婦の痛み〜
妊娠8ヶ月〜9ヶ月頃。
里帰り先である秋田での産院に初めて行きました。
エコーのときに、初めてあったけ〜ジェルをお腹に塗られて、いつも冷たいジェルだったので看護師さんに思わず「あったかいですね…」ってクマムシみたいなこと言っちゃって恥ずかしかったです。
この頃になると赤子が大きすぎてもうエコー写真は臓器の一部とかしか写らなくなっていました。顔を隠してるポーズをしてる事が多かったからなのかもしれませんが…。
いつも先生に「これが心臓で、ここらへんは肺かな?」とか臓器の説明ばっかりされてました。
そしてこの頃私を悩ましていたのが
恥骨痛
もうこれはほんとに最悪でした。寝ても覚めても恥骨が痛い。
この痛みっていうのが例えば座ってて、立とうとしたときや、寝てて起きようとしたとき。次の動作に行こうとしたときにズキーンとやってくるやつでした。
「ぐあ〜」と呻きながら動けなくなるくらい痛かったです。
ちなみに骨盤ベルトは毎日付けてました。
そしてお次はこむら返り。
こむら返り痛すぎる。マジで。恥骨痛はちょっと予測できる痛みなんですけど、こむら返りは突然きます。寝てるときに。完全に油断してるときに刺してきます。
これはもう痛すぎて、夜中でもけっこうなデカ声で「イタタタタタタタ!!!!!」というタイプの痛みでした。
恥骨痛が静だとするとこむら返りは動の痛み。どっちも地獄です。
こむら返りは8ヶ月くらいでなくなってきたのですが、恥骨痛は産むまでありました。
あとはやっぱり体重増加も悩みの種で、ちょっとしたことですぐ体重が増えるのが苦痛でした。酸素吸ってるだけなのにご飯のカロリー摂取してない?ってくらい、日々食事も運動も頑張ってるのに増える。
出産が目前になってきて出産の恐怖に毎日怯えつつ、食事制限しなくちゃいけない…。
妊婦は日々あらゆるストレスとの戦いです…。
そんな時の唯一の楽しみがこれでした。
つづく