妊娠中の出来事19〜前駆陣痛がやってきた〜
臨月のお話のつづき。
子宮口が2センチ開いているという衝撃の事実を抱えたまま家に帰り、そのまま夫や親に報告。
全員が「こりゃ産まれるわ。」とソワソワし出しました。
そこからが長い。
もうみんな赤子に会う気満々なのに、なっかなか陣痛がこない。(予定日まではまだあるから普通なんですが…)
私は恐怖が勝ってましたが、家族達はわりと楽しみを感じる余裕があるので「早く産まれないかな〜♪」って感じの雰囲気を醸し出していました。(夫は私寄りの気持ちだったけど…)
なんだかんだで、1週間後の健診が再びやってきました。
産まれないんかい!!!!!!!!!!
この1週間が体感めちゃくちゃ長かった。産まれるつもりだったので…
助産師さんにも「産まれなかったねぇ〜☺︎」と言われちゃいました。
臨月に入ってからはお産が現実味を帯びてきたので、痛くないお産をするためのコツなどをYouTubeで見漁ってました。
私は小さい頃から痛みに弱かったので、お産なんて耐えられるわけないだろ…と日々恐怖に押しつぶされそうになっていました。
せめて、少しでも楽に…と藁をも縋る思いで整体師先生のYouTubeをみたり、陣痛を乗り切るテクをYouTubeでみたり、マタニティヨガとやらをやってみたり…
日々さまざまなコンテンツから出産の心得を得ていたのですが、多くの方が産む時の痛みより、「いきみのがし」が地獄だと言っておりました。
陣痛の痛みやらいきみ逃しやらお股の痛みやら出産後の痛みやらで出産は痛いことだらけやないかい!!!!!!!!!!耐えられるか!!!!!!!!!!!!!!!
痛くないお産はまだ開発されないんですか?
助産師さんが、歩くと赤ちゃんが下に降りてくるから臨月はなるべく歩きましょうねと言っていたので、雪もだいぶ溶けてきたしってことで、歩いて歩いて歩きまくりました。
痛みから逃れるにはいっそ早く産んで、痛みを終えればいいのだという気持ちになっていました。
来る日も来る日も歩いて歩いて、出産の3日前も往復で6キロくらいある神社まで歩きました。
歩くとお腹がよく張るのでやめられませんでした。完全にウォーキングジャンキーになってました。お腹が張ると「産まれるかも!」と嬉しくなるので…
そして遂に、夜になると前駆陣痛のような症状もでてきました。
この頃は「もしや、陣痛!?」なんて思ったりしてましたが、調べても調べても「陣痛の痛みはわかる、そんなもんじゃない」と妊婦の鈴木雅之かって言葉しか出てこなかったので「これしきでは陣痛とは言えないな…」と自分でも分かりました。
そして今ではハッキリ言えます。陣痛の痛み、そんなもんじゃない。
つづく